8時間労働ってどうなの?

2025年2月25日

日常

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「8時間働くのしんどくない?」ってポストがバズってた。

肯定・否定、様々な意見があると思うが、私は本当にそうだと思う。

もちろん、パートやアルバイトで働いたり、最近はフリーランスも増えてきて、フルが嫌なら嫌なりに生きていく選択肢はたくさんあると思う。
ただ、「8時間(かそれ以上)労働し、通勤時間や休憩時間は労働時間に含みません」が当たり前な風潮はまだまだ色濃いと感じる。

失われたら二度と戻らない貴重な時間を、自分以外の何かに吸い取られることは当たり前であっていいのだろうか?

当たり前のように並ぶフルタイム勤務の求人を見ていると、8時間以上も費やす価値のある業務なのか?本当に8時間以上必要な業務量なのか?と言いようのない嫌悪感を感じてしまう。

偉そうに言いつつ、私も昔は8時間労働にそこまで疑問を感じていなかった。
ポスト主はまだ大学を卒業して1年ほどの方のようだが、逆に私はその頃は人生を仕事に費やすことに憧れを抱いていたのだ。
仕事をバリバリこなし、寝る時間も惜しんで勉強する…というドラマなんかで見るイメージに影響されていた。

ただ、正社員として4つの職場を経験するにつれ、考えが変わってきた。
価値を感じないことに費やす8時間はとてつもなくしんどい。
ほどんどすることのない職場、あるにはあるが無理やり作り出して薄く延ばして8時間をつぶす職場、いい感じに忙しいが本当に人の役に立てているのか分からない職場…。

ポストでは生活するために働くことは否定していないように記載されているが、私にはそれでも8時間は長すぎる。
なぜそこまでして生きなければならないのだろうという思考に陥ってしまうのだ。
(だったら生きるのをやめればいいじゃんwと頭の中のX民がせせら笑うが、それができたら苦労しない)

もちろん考え方は千差万別で、仕事に生きがいを感じていたり、お金がもらえるならなんでも構わなかったり、8時間労働を苦にしない人はたくさんいるだろう。
法律が整っていなかったり、本当に人手不足だったり、8時間労働が必要な理由もあるとは思う。

でも、今回のポストのバズり方を見ると、私のような人も少なくないはず。
そういう人たちがフルで働かないことを否定しない社会になってほしい。
「8時間労働が当たり前」の意識を見直してみるだけでも、生きやすくなる人がいると思う。

その意味で、このポストのように「8時間労働ってどうなの?」と考えて発信する人が増えているのは、一つの希望なのかもしれない。

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ねふぇ

面倒がりな30代。何者かになりたかった20代を経て、諦めることを覚えつつある。気楽に生きたい。 ゲーム好きが高じ、今更ゲーム開発や3DCGに興味を持ち始める。 アウトプットがとにかく苦手なため、荒療治でブログを始めてみる。 女性芸人の日常トーク系動画や日常系アニメ/漫画など、共感できる、一人じゃないと思えるコンテンツに助けられている。 漠然とした生きづらさを抱える女性に向けて、自分もそんなコンテンツを作れるようになりたい。

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