Blender学習記録その7。
チュートリアルなしで少し複雑な物体を作ってみた。
本日のお題
「Les Néréides」のお気に入りピアス。
何年か前ワーホリでオーストラリアに滞在していたとき、ショッピングモールで発見したもの。
普段は数百から数千円のアクセサリーしか買わない私が奮発するほど好みだった。
オーストラリアドル使い切らないとね、と言い訳しつつドキドキしながら買ったのを覚えている。
平面を巻いてみる
ほとんどのパーツは今までチュートリアルでやってきたことを使って作ることができたが、あたらしい技術が必要なものが2つあった。
その一つがピアスのキャッチ部分。
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何とか形になった… |
このくるっとした部分をどうやって作ればいいのか…
「blender 平面 巻く」で調べてなんとか作ってみた。
この動画を参考にさせていただいた。
復習のため自分でも方法を書いておく。
1. メッシュ「平面」をX軸方向に細長く変形し、編集モードでループカットをたくさん入れる(Ctrl+R)
2. オブジェクトモードに戻り、「カーブ」>「パス」を追加
3. オブジェクトモードで「平面」を選択し、「モディファイアを追加」>「変形」>「カーブ」を追加
4. 「カーブ」モディファイアの「カーブオブジェクト」に、先ほど追加した「パス」を設定
5. そうすると「平面」の位置がずれる。「パス」の一番左の頂点が「平面」の中心になるようなので、「パス」を選択した状態で編集モードに移り、左二つの頂点を削除
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「平面」が左にズレる |
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「パス」の頂点を削除すると位置が戻った |
6. 「パス」の編集モードのまま、視点を正面にして(テンキー1)、「E+Z」と「E+X」を交互に使い、押し出していく
7. オブジェクトモードに戻り、「平面」を選択し、「G+X」で右方向に動かすと、「パス」に沿って丸まってくれた
あとはこれをソリッド化したりこねこねこねこねこねこねしたりて、やっとのことでキャッチのようなものに仕上げた。
ボロノイテクスチャを使ってみる
新しい技術が必要な二つ目は、花のめしべの先部分(柱頭というらしい)。
画像では見づらいが、なんだかつぶつぶしている。
これを、下記の動画を参考に作ってみた。
色だけ変えて、動画通りに作ってみたのだがこのありさま。
気持ち悪っ…。
Blenderのバージョンや環境の違いもあるらしく、サーフェスディビジョンの値を上げたりマテリアルノードの各項目を少しずつ調整したり、若干の気持ち悪さを残しながらもなんとかそれっぽいものができた。
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どこかで見たことのあるようなないような |
完成
実に半日以上の時間がかかったと思う。
これぞ無職のなせる業。
そういえば、このピアスを売っていたシドニーのQVBというショッピングモールは、全体的にヨーロピアンで豪華な雰囲気なのだが、トイレが日本人にはトラウマレベルだった。
美しいピアスに付随する、美しくない想い出である。
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